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全区画温泉付!霧島連山の麓でゆったり暮らす。温泉つきスローライフを楽しむ。
霧島市溝辺町には、 十三塚原(じゅうさんつかはる)という、お茶畑に囲まれた台地があります。 十三塚原という少し変わった地名の由来は、 次のような伝説が元となっています。 1132年(長承元年) 鹿児島神宮(当時は国分八幡)と 大分県宇佐市の宇佐八幡との間に、 どちらが正統の八幡宮であるか争いがありました。 ある時、豊前の宇佐八幡から この霧島の地へ、密使として神官14名がやってきました。 神官たちは国分八幡の正統は疑わし いとして、社に火を放ちました。 その炎は天を覆い7日間燃え続け、燃え尽きる最後の日、もうもうと立ち上る真っ黒な煙は『正八幡宮』という文字の形になったと云います。 これ見た神官たちは、 驚き恐れ逃げ帰ろうとします。 しかし逃げる途中、この台地で休んでいると 大木が倒れてきて13名が下敷きになり 死亡しました。 たとえ敵の密使とはいえ、 不憫に思った里の人々は、 その場所に13の塚を作りました。 残された1人だけが宇佐に逃げ帰ることができ、事の顛末を報告しました。
現在の十三塚原は 「十三塚原史跡公園」として整備されています。 こんなところに史跡があるのだろうかと思わせるほど、のどかな田園風景の中にあります。 この台地一帯は、 農業用の土地として改善が加えられ、 お茶をはじめ野菜や果樹など、 霧島市の特産物の産地として 農業事業の重要な役割を果たしています。
■撮影年月日/全て平成26年6月 十三塚原史跡公園 鹿児島県霧島市溝辺町崎森 霧島市国分敷根2575 (お問合せ) 電話 0995-45-5111(霧島市観光課) ■交通アクセス/ロイヤルシティ霧島妙見台より約14㎞(車で約21分)
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白井 清仁
霧島は山・川・海が身近にあり、また温泉にも恵まれた自然豊かなところです。霧島はもちろん、鹿児島全体の魅力もお届けしていきます。
石垣 潤
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