どろどろに溶けたガラスが入っている炉の中の温度は、1,280度。長い鉄棒の先に溶けたガラスを絡め取り、「はい、どうぞ。」と手渡されたときには、少しドキドキ。
棒の先のガラスは溶けているので、くるくる回していないと下に垂れてきてしまいます。休まずに手を動かしながら、ガラス職人の木村さんはひとつひとつの工程を丁寧に説明し、手本を示してくれます。真っ赤なガラスの塊を手の平で成形するときには、熱くはないのですが緊張の瞬間。
保冷炉の中でゆっくり冷やされたペーパーウェイトは、後日届けられることになりますが、クリスタルの中の色ガラスがどの様に輝いているのか、楽しみがまたひとつ増えた感じです。
室内で二つの体験教室、他に眺めの良いレストランや焼肉ガーデン、ここならではの焼酎徳利工場の見学も楽しめます。
自ら体験することで、思った以上の満足感と作品が届くまでのわくわく期待感が生まれました。皆さんも思い切って、挑戦しに出掛けてみませんか?
霧島高原まほろばの里
霧島市牧園町高千穂3240
電話 0995‐78-2240
■交通アクセス 霧島高千穂リゾートランドより約16㎞(車で約24分)
■上記の写真はすべて平成24年6月に撮影されたものです。