「霧島東神社」は高千穂峰の東麓、霧島の火口湖の中で最も大きい御池(みいけ)を見下ろす標高500mの位置にあります。
霊感の強い人はここを訪れると強いパワーを感じるようです。古代はこの霧島東神社から高千穂峰へ登っていたようで、山岳信仰の場として霧島で修行をする修験者たちの拠点となった場所でもあります。
鳥居の近くには神龍の泉「忍穂井」と書いてある井戸があります。龍神の安息池とされている泉で、古来から霊泉として崇められてきました。
鳥居をくぐると、うっそうとした森へ続く階段を登り、二本の御神木を抜け境内から本殿に向います。朱色に輝く社殿は荘厳な空気が漂っていました。
社殿の近くに高千穂の峰への登山口があり、その傍らには相当古そうな「天の逆鉾」のレプリカがありました。高千穂峰頂上にある「天の逆鉾」も、この性空上人のながれをくむ修験者が置いたものではないかといわれています。
森の静寂の中、凛とした空気の中で参拝させていただくと、心身ともに清々しいエネルギーを頂いたような気がしました。
「霧島六社権現」パワースポットの旅、残りの五社はまたの機会にお伝えします。
霧島東神社
宮崎県西諸県郡高原町大字蒲牟田6437
TEL0984-42-3838
■アクセス ロイヤルシティ霧島妙見台より約32㎞(車で約48分)
上記の写真はすべて平成23年9月に撮影されたものです。