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スタッフからの現地便り

『霧島薪狂言』が開催されました

  • 更新日:2011年05月15日
  • カテゴリ:周辺情報
こんにちは。

『霧島薪狂言』が開催されました。


霧島市にある霧島神宮は、坂本龍馬が新婚旅行に訪れた地としても有名です。
また最近のパワースポットブームもあり、九州の1大スピリチュアルスポットとしてどんどんその知名度を上げてきています。


 その霧島神宮の境内にて『霧島薪狂言』が行われたので行ってきました。800席を超える会場はほぼ満席状態。ずいぶん認知されてきたのでしょう。席を隣にした中年のご夫婦は、昨年初めて来られてすっかりファンになったそうです。






 今回で5回目を迎える『霧島薪狂言』は初回から出演しておられる京都の大蔵流狂言・茂山一門の皆様。狂言なんて敷居の高いと演芸と思われる方が多いですが、茂山一門は「お豆腐狂言師」といわれています。その昔、狂言や能が一部の特別な階層の人々だけのもので、能舞台以外での上演などはいけないと考えていた時代に、結婚式・お祝の席など色々なところに出向いては狂言を演じつづけ、仲間からどこにでも出て行く「お豆腐のような奴だ」と言われました。ですから気楽に手軽に狂言の世界へ入り込むことができます。


 

今回の演目は『佐渡狐』『口真似』『鎌腹』の3本。
 『佐渡狐』は佐渡に狐がいるかいないかをめぐって、越後の百姓が佐渡の百
姓に狐の特徴を聞き出すところが見所です。狐の鳴き声を問われた佐渡の百姓が、苦し紛れに発する鳴き声が「トーテンコー」。直後に越後の百姓が「おのれ、それは鶏の鳴き声じゃ。たばかったな!」なるほど、中世室町では鶏は「コケコッコー」じゃないんですね。




 次は『口真似』。主に酒の相手を捜してこいと太郎冠者に命じますが、連れてきたお客が酒癖の悪い人だったのです。仕方ないので失態がないようにと太郎冠者に、「これから自分の言う通り、する通り振舞って余計なことをするな」と命じますが、これが大きな間違い。太郎冠者は主の言動通りに行動するので、話が段々と脱線してくる。怒った主は、太郎冠者を投げ捨て、客に一礼してその場を立つ。起きあがった太郎冠者は、客を投げ捨て同じく一礼して、その場を出ていく。という具合に先の落ちが見えてくるんですが、所作が滑稽に見え楽しいです。



 
 最後は『鎌腹』。夫を追いかけて、妻が怒鳴りながら鎌を振り上げて登場する最初の場面から、何かあるぞと期待がわきます。夫は鎌で自殺しようといろいろと試みます。しかし、鎌が当たりそうになるとひょいと避け、鎌がちょっと触れただけで「痛い」と叫んでしまいます。そのすっ頓狂な姿は笑わせてくれます。夫が自殺することを知った妻は、いつもは怒鳴ってばかりだったのに、必死に思いとどまらせようとしたり、自分も死ぬなどと言い出したりする妻の愛情にはほろっとさせられます。それに対し夫のしたたかさというか、ダメさかげんも情けなく面白かったです。





 霧島神宮の境内に作られた舞台は、松の巨木を自然の松羽目にして薪を明りに、その舞台で繰り広げられる様に杜がドッと笑いに包まれます。





 狂言は室町時代の新喜劇のようなものです。観ているだけで自ずとストーリーや言葉が分かってくるのが『狂言』の魅力の一つかもしれませんね。それは笑いのテーマが今も昔も変わらぬ生活の中にあるからでしょう。



上記の写真はすべて平成23年5月に撮影されたものです。

担当スタッフ紹介

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白井 清仁

霧島は山・川・海が身近にあり、また温泉にも恵まれた自然豊かなところです。霧島はもちろん、鹿児島全体の魅力もお届けしていきます。

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石垣 潤

出身・名古屋。入社以来、愛知・神奈川・熊本・宮城・福島・大阪・愛媛・東京・栃木と、各地で経験を積んでまいりました。皆さま是非宜しくお願い致します。

 

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