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種田山頭火の終焉の地 閑静な寺町に佇む「一草庵」

  • 更新日:2010年07月23日
  • カテゴリ:歴史

愛媛で俳句といえば“正岡子規”が真っ先に思い浮かぶ人も多い中、五・七・五の17音にとらわれない音律で表現する自由律の代表的な俳人、
種田山頭火も多くの人の心をとらえて離さない魅力を持っています。

山口県に生まれ、全国を放浪し続けた山頭火が終焉の地として選んだのが松山市御幸町にある「一草庵 (分譲地より約89km) です。
 
大地主で造り酒屋という恵まれた家庭の長男として生まれた山頭火ですが、少年期に実母の自殺した姿を見、心に深い傷を負ったまま成長し、大学は神経症のため中退、生家は没落し一家離散、弟も借金に耐えきれず自殺、無銭飲食の上に泥酔して警察のお世話になるなど、波瀾万丈な人生を送ります。

山頭火自身も自殺未遂と思われるような行動をとったこともあったといわれ、ついには出家し、托鉢の旅に出ることに。
その旅始めに詠まれた歌が有名な「分け入っても分け入っても青い山」でした。
 
酒を愛し、亡くなるまで酒を離さなかった山頭火が「落ちついて死ねそうだ」と喜んで結んだ庵が「一草庵」です。

(平成20年10月撮影)

閑静な寺町の奥にひっそりと佇むこの庵で、彼を慕う句友たちと「柿の会」を結成し、亡くなるまで句を詠み続けた山頭火。

生涯に残した句は84,000句という膨大な数だったそうです。
 
納屋を改造した二部屋しかない小さな庵の風情は、漂白の俳人・山頭火にふさわしく、簡素だけれどしっとりとした趣があり、訪れる人を心静かにさせてくれる雰囲気を漂わせています。
 
 

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