~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~HATIBEE TOMATO ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
熊本県南西部に位置する八代平野は、冬トマトの日本一の産地。JAグループで出荷する八代産トマトは、八代平野の「八」と「平」から、「はちべえトマト」と名付けられ、全国に出荷されています。3分の2以上が干拓地という八代平野の土壌は、ミネラル分と塩分が高く、良質なトマトが育つのに好条件の土地です。
「はちべえトマト」の生産者は、農薬の使用を極力減らすために、害虫が嫌う黄色防蛾灯や防虫テープを活用し、消費者に安全・安心なトマトを届ける努力を続けています。8月下旬から10月末の間の夜、車を走らせると、黄色防蛾灯で黄金色に染まる平野を眺めることができます。
「はちべえトマト」を使った加工品作りも盛んに行われています。現在は、合成保存料や添加物を使用しないトマトケチャップとドライトマトの2品が人気。特に、2008年11月に生産を開始したドライトマトは、2009年に「日本農業新聞一村逸品大賞」金賞や、「優良ふるさと食品中央コンクール」で農林水産省総合食料局長賞を受賞。東京の新宿伊勢丹でも販売しており、高評価を得ています。干し野菜ならではの強い甘みが味わえる上、カロテンやリコペンなどの栄養素もたっぷり。外国産がほとんどのドライトマトの中で国産品は珍しく、日本一のトマトの産地で作られたドライトマトという部分も注目されています。
11月から収穫の最盛期を迎える「はちべえトマト」。サラダなどでそのまま味わうのはもちろん、加工品をスープや麺類、旬のトマト鍋などに使うと、レパートリーの幅が広がったり。ぜひ、お試しください。