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スタッフからの現地便り

春のアジ・サバ爆釣日記

  • 更新日:2010年04月09日
  • カテゴリ:四季だより
            こんにちは。    チリメンです。
 2010年~春の釣り情報で、イリコ先輩の爆釣日記を、お送りいたします。

 イリコ先輩は、きつきリゾートの元営業担当で、3月末に当社を勇退されます。
 そこで、イリコ・ファンの皆さんが集まり、釣り送別会が3月22日に行われました。

 欠員が有ればチリメンも参加予定でしたが、なんの!欠員など出ません
 キャンセル待ちのイリコ・ファンが沢山いらっしゃるほどで、
 希望先着で、リゾート入居者6名の選ばれた方々が会に参加されました

        それでは、イリコ先輩の爆釣日記をご覧くださいませ


                イリコの釣りバカ日誌                   
                                       平成22年3月22日
             2010年アジ・サバ爆釣日記!
                                
 今年も、別府湾内や伊予灘界隈で居残りのアジやサバが豊漁とのことで、恒例の春の釣行を計画しました。イリコの大和ハウス職員としての期限が、この3月一杯ということで、別府湾ロイヤルホテルを釣り宿としての利用では、最後の釣行になりました。
 21日の午後8時過ぎに、大阪の豊中を出て、一路闇の中、中国道を西に走り、小倉東ICからR10号、椎田道路経由で、杵築の猪尾交差点近くのローソンに午前3時に到着しました。650kmを7時間弱ですので、ちと頑張り過ぎでしょうか。着替えをすませて少し仮眠、気づけば5時半、おっとあやうく寝過ごしでえ、てなわけで、急ぎ納屋港に向かいます。
 皆さんほとんど先に到着されていました。全員で8名、船の前後に4人ずつとし、釣り座のくじ引きです。Yさんとイリコが左右の舳先で、右舷イリコの隣がIさん、艫(後ろ)にUさん、最後尾に亀仙人のTさん、左舷側Yさんの下手に、Sさん、H先生、sakkanさんが着座しました。
 最初は真東に出るものと思っておりましたが、南下して、馬場の瀬方向に進路をとっています。この3日間、悪天候で、特に大荒れの台湾坊主が通り過ぎたのが1日前で、1日で海況が落ち着くことは体験上、知ってはいるのですが、これほど落ち着いた波というのも、春先としては珍しい絶好の釣り日和となり、皆さん表情がにこやかです。
 馬場の瀬の北東約1.5マイルあたりに到着、この日を待ちかねていたであろう数多くの遊漁船が集合していて、とても活況です。海面のあちこちでナブラがざわめいています。小魚が大型魚に追われているのです。パラシュートアンカーを投入し、第1投目釣り開始です。『30mでやって!深さは45mやけど、さばが浮いてるからね。』と、貴さん船頭の声で、シーガー関アジ仕掛け4・4・6号の下に100号の錘つきアミ撒きカゴを配し、投入です。
 後ろのほうから、すぐに、きたでーと声が上がり、ほとんど間をおかずに、バタバタと皆のロッドが激しく上下します。やや小ぶりですが、サバが皆さんに行き渡りました。2~3本同サイズのサバのあと、アジが幾つか続き、ややあって、左舷後方で、大サバが来たようです。

   

(亀仙人のTさん、両手で1万円也!)    (こ、これもデッカい!、Uさん、お見事)

 イリコにも、大サバらしきヒット、50号のシマノ海春3.3mの突っ込み方がこれまでと明らかに違います。やや緩めにドラグ調整していたので巻上げが空回りしています。少しドラグを締め巻き上げます。マサバの背中の模様もくっきりと、水面近くで輪を描くように泳ぎまわります。
 サバの縞模様に個体差があるのはご存知でしょうか。同じ柄のサバはいないそうです。サバはアジと違って唇が弱くはないので、イリコはタモは使いません。ラインを持って抜き上げるように取り込みます。船の甲板をたたく音が、ドサドサドサッという感じでしょうか、目のふちが白くなって、腹のまわりのうろこのざらっとした感触が大サバの証明です。見た目40cmを少し超えています。     ほとんど同時に皆さんにも同サイズですが、中には飛びぬけて大物もあがります。そういうサイズも皆さんに一律にゲットできて、この日は大差なくアタり続けていい感じです。小潮回りですので、サバの泳ぐスピードからすれば潮流が全く影響しないのでしょう。また、群れも巨大で、縦横無尽に撒き餌に集中しているのではと、思われます。バタバタと釣れているときは、ナイフで締めて、バケツに頭から突っ込んで、皆が皆、アジ・サバの尻尾を5~6本もはやしている様は、なかなか目にしない嬉しい光景ですね。イリコは、仕掛け投入のあと、釣上げた魚の頚骨を切り、モリブデン鋼の神経抜きの針金を髄に仕込み、刺身用に処置しますので、若干手間がかかります。『Sさん、サバの色が変色してきてるよ、はよクーラーに入れんと』と船頭さんアドバイスするほどです。
 
  
(I さん、昨年5月以来の大満足)      (Sさん、アジのダブル・トリプル当たり前)

 それでも、ぱったりとアタりが止まる瞬間があり、群れが通り過ぎるとみなさんのロッドが、まっすぐに船べりから直角に伸びているのが、へんに普通に思えるのですね。この時にしか、デジカメのシャッターを押すチャンスがないので、皆さんにそれぞれサバを持っていただいて写真に収めました。

  
(H 先生も、沢山釣られました)        (sakkanさん、一番の超大物をゲット)

 ほとんど、昼前にクーラーボックスを満タンにし、H先生などは小物クーラーでしたので、船頭さんの撒餌ジャンボ入れのクーラーボックスを借用しています。
Yさんも、Sさんの手伝いをしながら、しっかりデカ版のクーラーボックスを満タンにして、イリコの予備のボックスを共用で使いました。

  (Yさん、釣り過ぎです) 

 『今日は、ようけ釣れたんで、珍しく早仕舞いしようえ』に誰も異を唱えるメンバーもなく、晴れやかな笑顔とともに帰路に着きました。
 佐賀関漁協占有利用の関さば漁場からさほど離れていない、ポイントでのサバで、関さばのタグが付けば、1本5000円以上するサイズのものが、みなさんそれぞれに10本以上確保され、価値ある釣行でございました。翌日も翌々日も雨でしたので、本当に皆様の功徳に恵まれた一日でした。


 以上が、イリコ先輩による、『釣りバカ日誌』の最終寄稿です。

 送別の釣りでリゾートの皆さん、爆釣!爆釣で、満面の笑み!!~いいなぁ~

 しかし、チリメンはしっかりと、おすそ分けをいただいております。 ~っざあす~

 次回は、イリコ先輩の「お帰り爆釣シリーズ」を期待しております。

 皆さま、大変お疲れ様でした。 ~ありがとう、ございました~
 
 
《写真撮影日は全て平成22年3月22日》

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