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スタッフからの現地便り

個性豊かな色鮮やかさ「ヒオウギガイ」

  • 更新日:2009年12月18日
  • カテゴリ:暮らし方

黄色や赤、紫色をした個性的な二枚貝を見たことがありますか?

 
(写真は平成21年11月に撮影)

まるで色を塗ったように鮮やかな色をしたヒオウギガイ
緋色のように鮮やかな色の扇のようだということで「緋扇貝」、ヒノキの薄板を束ねて作った扇の桧扇に例えて「桧扇貝」とも表記するようです。
他にも「アッパガイ」「バタバタ」とも呼ばれるようですが、これは焼くときにパカパカ開いたり閉じたりすることから付けられた名前かもしれませんね。
 
貝殻の色が非常にきれいなことから、ランプシェードや手づくりアクセサリーのパーツとしても使われたり、お土産として売られていたりしています。
シーボーンアート(流木、貝殻、海藻、流れ着いたガラスの破片などを使って作るクラフト)の素材として、クラフト教室でも重宝されている貝です。
 
佐田岬からは少し遠いのですが、愛南町(分譲地から約108km) での養殖も全国的に知られています。

 
南予ではおなじみの貝なので値段も安く、簡単に手に入るのですが、関東では珍しさからゆえかホタテ貝よりも割高の高級な貝として扱われているそうです。
ある意味毒々しいまでの鮮やかな色にもかかわらず、貝自体の味は淡白で、どんな調理法でも美味しくいただけます。
そのまま焼いて醤油を落として食べたり、殻をはずしてバター焼きにしたり、お刺身で食べてもなかなかのもの。
 
やはり南予は魚介類に関しては恵まれているのですね。

 

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