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スタッフからの現地便り

カタクチイワシの稚魚を茹でたら何て呼ぶ?

  • 更新日:2009年07月02日
  • カテゴリ:暮らし方
佐田岬の特産「ちりめん」。

今年も伊方町では7月19日(日)に 、地域の夏の恒例行事になっている
川之浜ちりめんまつり」が開催されます。
(当分譲地より約7.2km)
毎年、ちりめん丼や天ぷら料理が食べられたり、ビンゴゲームやウォータースライダーで遊べたりということで、たくさんの人で賑わいます。

 ■開催日時 : 7月19日(日) 午前10:00~ 小雨決行
 ■開催場所 : 伊方町川之浜(川之浜東脇公園)
 ■入 場 料  :   大人1,000円     小人500円 (小学生以下)
             (ちりめんご飯、ちりめんかき揚げ、釜揚げ、磯貝の味噌汁つき)           ■お問い合わせ   瀬戸総合支所 地域産業建設課
                   TEL:0894-52-0113





さて、ここでふと思ったのが、
「ちりめん、しらす、かえり、かちり、じゃこ、これらの違いって一体どこにあるんだろう???」
いずれもカタクチイワシの稚魚が主原料のようなのですが、違いはと聞かれると、何とも心もとないのです。
 






気になり始めるとどうにも落ちつかず、取りあえず周囲の人たちに聞いてみました。

「大きさで名前が変わるんじゃないの?」
「地方によって呼び方が違うのよ」
「諸説があるんだよ。見て選んで、おいしければ何でもいいじゃないか」
と、これまた適当なご意見で(苦笑)
 



スーパーの店頭にもいろんな商品名で“カタクチイワシの稚魚”が並んでいますが、イマイチよく解らない。



そこでインターネットを駆使して調べてみると…
 
ちりめん」とは、カタクチイワシ類の稚魚を薄い食塩水で茹で上げ、天日などで軽く干したもの。干している様子が織物の縮緬(ちりめん)に似ていたことから名付けられたともいう。
 
しらす」。カタクチイワシの稚魚を塩ゆでしたもの。
昔は薄い食塩水で茹でた後、半乾きになったものを関東で「しらす干し」と呼び、「しらす干し」よりもうちょっと乾燥が進んだものを関西で「ちりめん」と呼んでいたらしい。
ただ、こちらは今ではほとんど同義で、呼び方も地方によって違いがある。
また、「釜揚げ」、「しろこ」とも言ったりする。
 
でも、原則としては干さないものが本来の姿の様ですね。
 
かえり」とは、体色が銀色に変わり始めた3〜5cmほどのサイズ。干したもの。
 
じゃこ」は雑魚、といった意味で、接尾語的(?)に付いていることが多い。
カタクチイワシの他、ウルメイワシやマイワシの稚魚も使うことから由来。
 
いろいろ調べてみましたが、これが正論!といったものはどうやらないようです。
いえ、あるのかもしれませんが見つけられませんでした。
でも上に書いてあるような分類の仕方が多いようだな〜という感じです。
どうぞ参考までに。

 

でも、やっぱり佐田岬の「ちりめん」は、あつあつご飯の上にたっぷり載せて、お醤油をかけていただくのが私は一番好きです。
 
 (写真はすべて平成21年6月撮影)

 

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