大和ハウス工業株式会社

DaiwaHouse

全区画温泉付分譲

暮森 KURASU MORI

このリゾートのメニューを見る

  • 設備・管理について
  • 物件情報
  • 物件概要
  • 現地便り
  • 暮らしぶり紹介
  • フォト&動画
  • 各種お手続き

全区画温泉付!別府湾を望む、海辺のスローライフ。別荘、定住どちらも楽しめます。

スタッフからの現地便り

釣れづれん日記★メジナ編

  • 更新日:2010年04月16日
  • カテゴリ:四季だより
こんにちは。 チリメンです。
今回は、別府湾で300種以上いると言われる魚の中で、メジナをご紹介致します。
                  メジナ(和名=眼仁奈)
             
分類
脊椎動物門 条鰭綱 棘鰭上目 スズキ目 イスズミ科 メジナ属
     (英名=Largescale Blackfish)
     直訳すると、大きなウロコの黒魚。 ん~ストレートなネーミングですね~
     確かに、しっかりしたウロコを持ってますし、灰色がかった黒色をしています。

ご存知のように、刺身やカルパッチョ、煮つけ、塩焼き、鍋にと万能に美味な魚です。
寒い冬が旬ですが、血抜きなど下処理をすれば通年、美味しく頂けます。

分布
東アジアの温暖な浅海の岩礁帯に生息。(北海道南部から沖縄まで)
地方名は、たくさん有りますが、
一般的には、メジナ。 関西では、グレまたはクチブト。 九州では、クロ。と呼びます。

たまに鮮魚店で黒目鯛と出ますが、鯛の親戚のクロダイ(チヌ)とは違います。
メジナ近種では、より沖合いに棲息するオナガと呼ばれるクロメジナがいます。
(当ブログ発信地が九州大分のため、メジナの呼び名を『クロ』で統一しま~す)

生態
クロの成体は最大60センチにもなりますが、40センチを越えれば大物です。
雑食で、甲殻類・虫類を好みますが、海草も食べます~パン粉を餌に釣ることも出来ます。

クロは群れで行動し、落ちてくる餌を下から上昇して捕食し、急反転して素早く潜り込みます。
そのため、浮きや竿に掛かる負荷が大きく、その引きの強さが釣人には堪らないのです。
目が良く警戒心も強いクロを釣る為には、良い気象条件や観察と対応力が不可欠です。
  ~安全第一、潮、波、風、水温、時間、海底地形、釣り座、・・・経験、そして釣り道具~
釣具でクロ専用の竿・リール・浮き・釣糸・針・餌などが作られ、選ぶのも迷って大変です。
各釣具メーカーは、クロ釣りの大会を催し品質改善をするので、道具選びは更に迷います。


クロ(メジナ)実釣の候補地選び
クロは別府湾にも棲息していますが、湾内は砂地で海草が多く、どちらかと言えば産卵場です。
大分県南の豊後水道域は魚影が濃く、釣具メーカーのクロ釣り大会の開催場にもなっています。
きつきリゾート入居者の方々も、大物を狙って県南に釣行されることが多々あります。
そこで、瀬渡し船で磯に出て、クロ釣りの実釣検分を画策しました。

クロ(メジナ)実釣の画策者たち
今回の実釣メンバーは、チリメンの学生時代のクラブ先輩2人を加えた3人。
3人はFRCフォークロック・クラブ)出身で、釣りの片手間で仕事をする企業戦死?です。
新たにFRCフィッシングリクレーション・クラブ)を設立。理念は、更に仕事を減らすこと!

冬が旬の寒グロを釣る予定でしたが、仕事をしないくせに3人の休みが揃わず4月となりました。
潮位も未確認のまま、行けたら釣るなど、その無計画ぶりは仕事が出来ない要因のようです。
3人は後期中高年の体力不足を理由に、長距離移動のハードな日帰り釣行を断念します。
前泊して翌朝に磯で釣る、一泊一釣のゴ-ジャスな大人の釣りツアーが計画されました。
4月6日17時30分~大分県佐伯市 K釣具店に集合=餌や氷を大人買いで買占めを図る~

                   アングラー(釣り師)紹介 
 
 カルロス
氏  F県O市在住 
 
 担当=リード・ギター
 (クライベイビィで幅広いジャンルを奏でるレスポールの達人)

 ◇男女群島を含む九州の磯なら何処でも出かける、
   クロ専門の上もの釣り師。
 ※『上もの』とは、魚を浮かせて浅めの仕掛けで釣り仕留める、クロなどを対象魚とします
 
 
 キヨシ氏   F県Y市在住 

 担当=ベース・ギター
 (多彩な音色と確実なビートを約束するジャズ・ベースの達人)

 ◇大分勤務時代に、各地沿岸で底ものから上ものまで釣り尽くした釣り師。
 ※『底もの』とは、海底のイシダイ、ハタ(アラ)、ウツボ?など根魚を対象魚とします
 
 
 チリメン   O県O市在住 

 担当=雑用と生物係
 (硬く乾いた低音が魅力のプレッション・ベースの保管者)

 趣味=エア・ギターならぬ、頭皮エア・ヘアをエア・スプレーで整えること
 反省= 頭皮毛根をケアしすぎて、毛根のみが残ったこと
 (帽子で頭皮隠して、デコ隠せず
 
船宿でFRC新設クラブの会合
明朝のクロ釣りのために、今晩泊まるのです。 釣りがクラブの目的で、前泊は手段です。
しかし意志弱く、やはり前夜祭となります。~新設FRCのツアー目的は、90%達成されました。
あと5%は、安全に帰宅すること。 残り5%は一応釣ることですが、どうでも良い気分です。

新設FRCではチリメンが一番年下なもんで、三十数年経っても後輩のまんまでありんす。
2009年野球WBC祝勝会で、イチローさんが『先輩を敬え!』と、おっしゃっておられましたが、
それは、後輩に優しい先輩に対して・・・・・・・・・
いやいや、今の私が在るのは先輩らのお陰です。    「あっざっす!」

3人は、病気自慢や昔話に花が咲き、弱った肝臓に相談しつつ、お酒が進みます。
やがて、ディストーションが効いたイビキ音と無呼吸を繰り返し、爆釣を夢見るのでした。

4月7日夜明け前
平日なのに他の釣人が沢山待機しています。きっと、仕事をしない釣友ですね。
挨拶を交わし車を見ると、全て他県のナンバープレート。大分ナンバーは、チリメンだけでした。
遠くの他県からも来るということは、何かしら大爆釣の期待が膨らみますね。(ふふふふ
しかし、昨晩の残り雨が降ってます。風が強いのも気がかりです。船頭さんは来ないし・・・・

当日の天気予想は、曇り時々晴れ。 気温は、低めの10℃~18℃。 降水確率30%。 
小潮(干潮 9:30 ~満潮13:25)。波の高さは1.5 mのち 2m(午前中が勝負の予感!)

寝坊した船頭さんが来て、遅れて出航。 ~沖に出れば出るほど、風が強く白波が立ちます。 
船は順次、釣り人を磯に上げて行き、いよいよ最後に残ったFRC3人の上磯の番です。
 上磯予定だった仙崎の磯 
               一番の爆釣予定磯でしたが、強風荒波で、上磯を断念しました・・・・・
                       安全第一
         仕方なく船は後戻りをして、西浦湾入り口の沖テトラに、3人は上がりました。

                    釣る前に、撒き餌(コマセ)の準備

◇専用の柄杓で撒き餌を撒いて、潮の流れや魚の活性を確かめます。
~しかし、水温が低いせいか、撒き餌しても、小魚が全然見えない・・・
                         ~魚の活性が悪い様子~

◇撒き餌は集魚目的で、オキアミや集魚剤を混ぜたものです。
◇小魚群が集まると、警戒心を解いたクロが寄ってくる・・はず・・

◇撒き餌の分散割合は、小魚用に9割~本命クロ用に1割。
~餌取りの小魚を、針餌から遠ざけるのです。



                    クロ釣り仕掛けの準備
仕掛けでは、回転カゴで遠投パターンも有りますが、今回は近投で浮きを使う『ふかせ釣り』です。
ふかせ仕掛けは、軽量長竿に回転リール~小さい浮き~細い釣り糸~クロ専用針~餌~

 ◇クロは体の割りに口が小さいので、針餌を小さく丸めます ⇒⇒⇒
 ◇小魚群が寄れば、餌取りの小魚を避けて、針餌を投入します。
 ◇クロ用の撒き餌の中に、針餌が漂うように流します。
 ◇この作業を継続して、何度も何度も、繰り返します。

        オキアミ(沖醤蝦)
        節足動物 甲殻網 ホンエビ上目 オキアミ目
        ~エビ目と違い、生物学的には、プランクトンです。
        ~南極種が主流で、ヒゲ鯨やペンギンの主食です。




◇海では、必ずライフジャケットを着用しましょう。
◇スパイクが付いた磯ブーツがお勧めです。

~強風でも、風を背に受けて、釣りの開始です。
←テトラに立つ先輩諸氏。 ~頑張れ~

~しかし、強風と潮の流れが真逆で、
 小魚は寄らず浮きにアタリも無いまま、
 時間が過ぎていきます。

~こんなときは、朝食タイムです。
 釣りを中断して、遅めの朝食を取りました。
遅めの朝食を取っていると、不釣(不調)のダメ出シされるように、小船の船団がテトラを囲まれました。
                                        
小船の大船団は、およそ30隻以上あります。

素潜りで、アワビなどの漁をしている様です。
次々と、海に飛び込んで行きます。

黒い潜水服の集団は、『海人暴走族』みたい。

これでは、魚が恐がって逃げて行き、
釣りには成りません。

漁師さんは、仕事。こちらは、遊び釣り。

 仕方なく、
~午前の前半勝負は、諦めました。
 
2時間後、船団が撤退したら、今度は正面から強風が当たり出しました。~とっても、釣り難い・・・
ときおり、大波がテトラに当たって、波しぶきが打ち上がります。~更に、釣り辛い・・・・

       こんなときは、安全第一。 ~早めの昼食。

 しかし、食べてる方が長い。
 フランス人の昼食時間の3倍は費やした
 と思われます。


 携帯コンロで、湯の沸きを待つ先輩諸氏。
 海でのホットコーヒーや味噌汁は格別!

 フル稼働のコンロが、ガス欠ぎみになると、
 釣りのモチベーションも風前の灯火・・・?

 
 この後も、強風荒波は治まらず。
 サラシも出来ず、
 風と潮の流れが真逆のまま・・・・・・

 


 
 
強風治まらず、納竿
13時にギブアップ。・・・お世話になったテトラを清掃。・・・迎えの船に乗って帰港。

チリメンのクロ(メジナ)釣果発表
 
トップ写真と同じです。
 最長30cmが一尾。 計三尾です。

 リリースサイズは、
 針を飲み込んでたのでキープしました。

 釣れた他魚
 タカノハダイ、ネンブツダイ、
 ササノハベラ、フグ?(チモト切れ)
 
今回の釣行は、仕事をしない天罰と様々な悪条件が重なって、釣果には恵まれませんでした。
釣れなかったことは、地球規模の北極振動やエルニーニョ現象の影響であることは明白です!
しかし、気の置けない先輩2人に恵まれて、楽しい時間が共有できたことに、とても感謝です。

クラブの反省会
「少しは仕事をしようか?」と言うことになり、次回釣行までに『仕事量現状維持』を決議しました。
クラブ名も変えます。リベンジ爆釣を願う新クラブ名は、FRCフィシングリベンジ・クラブ)です。
テトラで決めた『課題曲』を耳コピーして、次回は玄界灘に面した磯での集釣を誓い合いました。

家路
無事に家路に着いた連絡を取り合い、チリメンはクロを調理して家族で賞味できました。
ありがとう!海の恵みに感謝! いかん!~また、お酒が進む・・・仕事に差し障る・・・・・
ちなみに、テトラを囲った大船団は、アワビの稚貝放流のお仕事だと、翌日知りました。

特典
きつきリゾートご見学ご希望の皆さまへ、かもかもサービス思案中
◇魚が釣れる場所または遊漁船を、ご紹介できるかも・・・・・
◇魚によって、釣り方・仕掛けを簡潔に、ご紹介できるかも・・・・・
◇魚が釣れる空想トレーニングを、レクチャーできるかも・・・・・・
◇魚が釣れない場合の、『言い訳100選』の一部進呈できるかも・・・・・
※釣りの女神様の気分次第なので、釣果に責任は負いかねます。

                      文責:チリメン「間違ってたらゴメンナサイ」
                               (平成22年4月7日撮影)

ロイヤルシティ別府湾杵築リゾート(大分県) ピックアップ物件

ピックアップした分譲土地物件・分譲物件・仲介物件を写真や区画図などを使いご紹介しています。移住や別荘利用などのライフスタイルに合わせて、さまざまなタイプの物件をご用意しています。

現在、ピックアップ物件はありません。

 

ご相談はこちら

森林住宅地管理運営部 杵築駐在

(フリーコール)0120-555-830

電話をかける

管理についてのお問い合わせ

WEBでのお問い合せ・現地見学予約はこちら

所在地:大分県杵築市大字熊野字梶浜857-70

ロイヤルシティ別府湾杵築リゾート(大分県) 関連リンク

ダイワロイネットホテル大分

杵築市のお天気


  • TOP

このページの先頭へ

特集コンテンツ