【北海道地名図鑑】鹿部のある地域をなんと呼ぶ？

北海道の地名が読めないと思った方は多いのではないでしょうか？

アイヌ語への当て字で付けられた名前が多いからこそ読みにくいのですが・・・

さて今回は、簡単かもしれません！

ただ、鹿部を語る上ではどうしても避けては通れない地名・・・

これです。

いかがです？読めますでしょうか？

ちなみにこれは鹿部町が属している郡の名前で、イカ飯弁当で有名な森町
との２つの町で構成されたちいさな郡です。

こちらもアイヌ語から来た地名で　「カヤベ」　と読み、

津軽海峡から太平洋沿いへの湾曲した海岸沿い一体が以前は茅部だったように

「帆の形をした崖」　という意味だそうです。

当分譲地からもその沿岸部分の崖の雰囲気は歩いて見に行けます。


その写真が　これ！

写真は分譲地の隣接地より平成20年8月撮影

茅部という地を調べてみると、アイヌと和人との歴史もさることながら、
幕末の話となる事が多いようです。

しかも出演者　「新撰組副長　土方歳三」

が出てくる地なんですね。

その前から松前藩によって日本（江戸幕府）の統治下にあった茅部ですが、
ロシアの脅威により現在の岩手県の大名南部藩が砂原（サワラ）と言う場所

（※鹿部と隣接してます）に陣屋を設けていたようで、
軍事的な拠点だったのかもしれませんね。

今となってはなかなかその面影も見つけにくいのですが、
北海道の歴史は浅いと感じてしまいますが、

この茅部を含む渡島（オシマ）の歴史は古いので、
ぜひ遺跡めぐりなどしてみては如何でしょうか？

赤丸が茅部周辺。
　　黄丸は「ロイヤルシティ鹿部リゾート」


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