スタッフからの現地便り（2010年07月12日）｜ロイヤルシティ佐田岬リゾート｜田舎暮らし・別荘

トトロの家？なんと子どもなら20人も入れる空洞がある「小田の巨木」

小田の町は緑の山に囲まれていて、でも比較的平地がある開けた印象があります。澄み切った清流沿いに連なる町並み、畑が広がる素朴な風景に心が癒されます。

小田の人に「この町が自慢できる巨木がある」というお話を聞いて、さっそく見に行くことに。

「樹齢は1,000年以上と言われています。イチイとケヤキの木ですけど、ご案内した人たちはみなさんびっくりしてくれます」

巨木のある廣瀬神社（分譲地から約78km）自体も1,000年を越える歴史を
持つ由緒ある神社です。

この山里に人が住み始めてからそれだけ長い歴史があるということですね。

いかにも長年を経た神社ならではの風格があります。

さて、その巨木はどこ？と探すまでもなく、境内にはイチイの木と2本のケヤキの巨木が見事な姿で出迎えてくれました。

それぞれ根回りが10mを越えるどっしりしたもので、その大きさだけで理由もなく感動してしまいます。

なんというか圧倒的な存在感で、神社の境内にあるということもあり、神々しさすら感じるのです。

長年過ごしてきただけあり痛みもあるのですが、樹木医にていねいに「治療」してもらっているようで、ケヤキの木には木の中が腐らないように煙突をつけてもらっていたり、切り口に防腐処置がされていたりするのですが…

イチイの木の根元には大きな空洞が空いてしまっています。

「子どもなら20人くらいは入れますよ」というその穴に入ってみました。

入り口は狭く感じますが中に入ってみれば意外に広く、上にも穴が開いていて、これはまさにジブリのアニメ「となりのトトロ」に出てくるトトロの家のよう。

こんな大きな空洞があっても元気に葉を茂らせている木…

これからも小田のシンボルとして大切に守っていきたいものです。

（写真はすべて平成22年6月撮影）