スタッフからの現地便り（2010年05月17日）｜ロイヤルシティ佐田岬リゾート｜田舎暮らし・別荘

日本三大凧揚げとして有名な「五十崎大凧合戦」

毎年5月5日、川幅約130mの小田川をはさんで、五十崎(いかざき)地区と
天神地区が陣取り、凧を揚げて相手方の凧糸を切るのを競う「大凧合戦」

数百統の大凧が空中に乱舞する様は、勇壮でもあり、美しいものです。

写真は「愛媛の旅」のDATA素材集えひめ〜くより

鎌倉時代を起源に400有余年の歴史を持ち、県無形文化財にも指定されている五十崎町(分譲地から約59km)の伝統行事 、毎年たくさんの人が観戦に訪れます。

凧糸には“ガガリ”と呼ばれる刃物が仕込まれていて、それで相手方の糸を切ります。

しかし、凧が壊れないかぎり糸を繋いで揚げることができるので、白熱した戦いが長い間繰り広げられます。

合戦に使用する凧は、165cm×135cmもある大きなものです。

それが500統も空に揚がるのですから、まさに空が凧で埋め尽くされるという感じです。

そして、この凧合戦、誰でも当日飛び入り参加ができるのです。

凧は無料、糸500円、ガガリ500円で貸し出してくれ、糸･ガガリはそれぞれ返品時に500円ずつ払い戻してくれるので、実質無料で合戦に参加できます。

また、凧は持ち帰りOKというのも嬉しいもの。

これは参加しない手はありませんね。

両親が願いをこめてその年生まれた赤ちゃんの名前を書き大空にあげる出世凧は、3m×4mもあり、大人が４～５人以上はいないとあげることができません。 

これもなかなか見応えがありますし、会場には出店も並んでいて大変な賑わいです。

凧、凧、凧、で一日遊べる大凧合戦。

新しい凧の魅力を発見しました。