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全区画温泉付!霧島連山の麓でゆったり暮らす。温泉つきスローライフを楽しむ。
日本三大砂丘の一つ、鹿児島県南さつま市の吹上浜で5月3日から始まった「吹上浜砂の祭典」に行ってきました。砂の祭典は、南さつま市金峰町の砂丘の杜きんぽう内特設会場などで5月31日まで開催されます。今年も国内はもとより、外国から砂像の作家も来日し手がけた作品など、砂だけでできているとはとても思えない砂像群が、大小約100作品展示されていました。
美しい砂像は、日本各地の砂像連盟グループの方々や、世界で活躍するプロの作家たちの手でつくられています。もちろん、地元企業や市職員による作品、小中学生の力作によるちびっこ砂像群が会場に勢ぞろいしました。その大きさは1、2メートルのものもあればメインの10メートルに及ぶ巨大なものがあります。 今回は童話の世界をモチーフにピーターパンやヘンゼルとグレーテル、桃太郎や金太郎、鶴の恩返し、などいずれも力作揃いです。砂で作ったとは思えないほどのダイナミックさと細かい部分にまでこだわった作りで、いずれの作品も見入ってしまいます。 中でも、アメリカの作家による“不思議の国のアリス”、シンガポールの作家は“西遊記”、オランダの作家は“ピーターパン”、ロシアの作家は“白鳥の湖とチャイコフスキー”などは一見の価値があります。あと、“しょこたんデザイン砂像”としてタレントの中川翔子さんがデザインした、愛猫の砂像も作られていました。 また、今回お目見えしたのが高さの3メートルの砂の熊本城。熊本地震からの復興を願い、実行委員会が『復興支援継続のシンボルに』と砂像制作を熊本市の崇城大学に依頼したそうです。
昭和62年(1987年)8月に、手さぐりの状態で第一回が開催されると、日本初の砂像イベントとして全国的に注目を集めました。今年で30回目となる吹上浜砂の祭典は、多くの市民やボランティアそして賛同頂いた協賛企業により実行委員会で運営され続けられました。砂の芸術を通じた人づくりと地域づくりのイベントとして、大きな成果を挙げ、地域密着型で地元の人々からも愛され、県内でも一大イベントとなっています。
30年前に、このサンドアートのイベントをはじめた先人たちの想いは、これからもしっかりと受け継がれ、訪れる多くの方々に感動を届け続けることでしょう
吹上浜砂の祭典実行委員会 南さつま市加世田川畑2648番地 (南さつま市役所内) TEL:0993-53-2111
「砂丘の杜きんぽう」へ ロイヤルシテイ霧島妙見台より約81㎞ 霧島高千穂リゾートランドより約94㎞ (九州自動車道経由)
掲載の写真は全て平成27年5月3日撮影
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霧島は山・川・海が身近にあり、また温泉にも恵まれた自然豊かなところです。霧島はもちろん、鹿児島全体の魅力もお届けしていきます。
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