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全区画温泉付!秀峰・大山のふもとで、ゆったり暮らす。別荘、定住どちらも楽しめます。
茶処・菓子処として知られる 島根県松江市。
今回はお抹茶と和菓子をいただきに 松江市の「明々庵」へ行ってきました。
場所は松江城のお堀沿いに位置する 「塩見縄手」と呼ばれるエリア。
このエリアには武家屋敷や 小泉八雲記念館などがあり、 松江を代表する観光スポットに なっています。
お堀沿いの道から小路に入り、 少し歩くと入口が見えてきます。
この階段を登った小高い丘にあるのが、 松江藩七代藩主「松平不昧公(まつだいらふまいこう)」 ゆかりの茶室「明々庵」です。
藩主としての務めを果たしながら、 大名茶人として茶道を究めた不昧公。
その不昧公の好みによって1779年(安永8年)に 松江市殿町に建てられた「明々庵」は、 一時は東京に移されましたが、 昭和3年に再び松江に移築されます。
しかし、昭和12年に勃発した 日中戦争の影響で維持管理が困難となり、 一時は倒壊寸前まで荒廃したそうです。
その後、再興の声があがると、 昭和41年に不昧公没後150年の記念事業として 現在地に移築されました。
現在、茶室の中に入ることは出来ませんが、 不昧公筆の「明々庵」の額を掲げた 床の間など室内を見学することが可能になっています。
隣の「百草亭」では、庭園と 「明々庵」を眺めながら、 お抹茶と和菓子をいただくことができます。
いただいた和菓子は 「菜種の里」と「若草」。
「菜種の里」は春の菜畑を蝶々が 飛ぶさまを表現したお菓子、 「若草」は暖かくなり 木の根がでてくる様子を 表現したお菓子で、 どちらも不昧公が好んで食したという 不昧公三大銘菓です。
「菜種の里」は口の中でホロホロと 解ける優しく上品な甘さ、 「若草」はふわっと柔らかく、 春の香りが広がるよう、 抹茶もとても飲みやすく 美味しくいただきました。
一服した後は手入れの行き届いた 日本庭園を散策。
美しい庭園を眺めていると 日々の疲れも癒されます。
美しい眺めは庭園だけではありません。
小高い丘に建つ「明々庵」は、 同じ目線で松江城を望むことができる 絶好のスポットなのです。
かつての大名茶人が手掛けた 茶室と美しい庭園を眺めながら、 ゆったりとお抹茶と和菓子を楽しむ・・・、 たまにはこんな休日もいいものですね。
今回は松江市の 「明々庵」をご紹介しました。
●明々庵の詳しい情報はこちら●
別荘地から約46.6km
撮影日:2018/2/23
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