海幸探訪～しまね海洋館アクアス～

今回はちょっと遠出をして、
島根県浜田市の「しまね海洋館アクアス」へ
行ってきました。

アクアスは「しまねの海から日本海、そして世界の海へ」を
コンセプトとし、2000年にオープンした中四国最大級の水族館で、
約400種1万点の海の生き物が展示されています。

テレビCMにも出演した、
シロイルカのバブルリングでお馴染みの水族館です。

それでは早速館内へ。

エントランスホールを抜けたところにある
展示ゾーンは「石見万葉の磯・日本海」

島根県は磯と呼ばれる、岩場と砂場が
交互に続いた長い海岸線を持っています。

岩場は海中でも複雑な地形をし、
海の生き物たちのよいすみかになっています。


そんな島根の磯を再現した水槽では、
スズキやカサゴなど馴染みのある魚が
元気に泳いでいます。

石見万葉の磯を過ぎると、
日本海に住む生き物が展示されるゾーン。

こちらの水槽にはグロテスクだけど、
ちょっと可愛らしい!?ダイオウグソクムシがいました。

大きなサイズが1匹と小さなサイズがいっぱい。

皆さん背を向けてお顔を見せてくれませんでした。

こちらの水槽は島根県の「県の魚」に
指定されているトビウオ。

山陰ではトビウオのことを「あご」と呼び、
初夏に旬をむかえます。

あごをすり身にして焼き上げた「あご野焼」は
山陰の郷土料理として有名です。

胸ビレを広げるのは、
水面を滑空する時だけかと思っていましたが、
水中でも胸ビレを広げ優雅に泳ぐ姿は
なかなかのカッコよさでした。

こちらはカミナリイカ。

正面から見てみると、
なんとも愛嬌がある表情で可愛らしいですね。

「石見万葉の磯・日本海」を抜けると、次の展示ゾーンは
「神話の海・海底トンネル」。

アクアスのメイン水槽で、しまねの神話に
ゆかりの深いワニ（サメ）をシンボルとした水槽です。

メジロザメやアカシュモクザメなど十数種のサメや、
エイにウミガメなどが優雅に泳いでいます。

 海底トンネルから水槽を見上げると、
普段は見られない魚の表情もバッチリ。

エイって下から見てみると、
まるで微笑んでいるようで可愛らしいですね。

コーラルリーフは熱帯サンゴ礁に
住む魚たちの展示ゾーン。

個性豊かで色鮮やかな魚たちとサンゴ礁を見ていると、
なんだかとっても癒されます。

「世界の海」の展示ゾーンでは、
世界の海の生き物と生息環境を
様々な角度から紹介してあります。

ここで一際目を引いたのがチンアナゴ。

サンゴ礁外縁部の潮通しの良い砂底に暮らし、
頭を外に出して潮の流れに乗ってくる
動物プランクトンを捕食します。

砂底からぴょこっと出した顔がなんとも
可愛らしいですよね。

その愛らしい姿で人気も高いようで、
館内のショップではチンアナゴのグッズが
たくさん販売されていました。

ペンギン館は屋外プールと屋内プールに分かれていて、
屋外プールでは比較的暖かい地域で生息しているペンギンを、
屋内プールには亜極地に生息するペンギンが展示されています。

18種類いるペンギンのうち、2番目に大きいという
オウサマペンギンはなかなかの風格。

そして、次に向かったのは
シロイルカプール。

アクアスは世界で初めて、
バブルリングをシロイルカの
パフォーマンスとして完成させた水族館。

テレビCMにも出演していたので、
ご存知の方もきっと多いはず。

つぶらな目がとっても可愛いシロイルカですが、
実際に見てみると、体長約4メートルと
想像以上の大きさにビックリ。

水槽内に置かれた遊具で元気いっぱい遊ぶ姿は、
いつまでも眺めていたくなります。

ちょっと残念だったのは、
平成29年5月15日からシロイルカパフォーマンスプールが
工事中で、シロイルカのパフォーマンスが見られなかったこと。

工事は平成30年3月下旬までの予定で、
それまでの期間はシロイルカプールで
シロイルカを見ることができます。

大山からはちょっと距離がありますが、
それでも行く価値ありの水族館です。

たくさんの海の生き物たちに癒されに、
是非お出かけしてみてください。

●しまね海洋館アクアスの詳しい情報はコチラ●

別荘地から約156.4km

撮影日：2017/6/17

大山と日本海の真ん中
自然豊かな
『ロイヤルシティ大山リゾート』
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