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温泉付!宮城蔵王の山々のふもとで暮らす。別荘、定住どちらにも適しています。
その72 「 大つごもりのころ 」
みなさま、こんにちは。いよいよ押し迫ってまいりましたね。2シーズン続いた暖冬も、今シーズンは12月中から日本列島が厳しい寒波と大雪に見舞われ、各地でも様々な「雪害」に苦しめられたようです。蔵王の我が家周辺でも、久しぶりに4,50センチの積雪がありました。
毎月の最終日を「晦日(みそか)」と呼びますが、1年の最後の日のことは、「大晦日(おおみそか)」と言いますね。同じ意味ですが、「大つごもり」という呼び方があり、こちらのほうが私は好きです。その「大つごもり」を間近に控えたある日の、遠刈田大橋から蔵王のお山方向を眺めた景色です。橋の両端に立つこけしのうちの1体はもちろんのこと、遠くに立っているこけしも見えますよ。 宮城蔵王こけし館の入り口に立つこけしです。見つけましたか。 肝心の蔵王のお山は、雲に隠れています。冬季間は、いつもこんな感じです。
前回、クリスマスが近づくと、日本各地でイルミネーションイベントが行われることを話題にしました。こちらは蔵王の隣町の、大河原町の駅前広場のイルミネーションです。この町では桜並木がご自慢のため、ピンク色の電球により、花のない冬の桜並木と駅前広場の木々を、冬に咲く桜として飾っています。同じ趣旨で行われている弘前などには、規模において遠く及びませんが、ピンク色に連 なる冬の桜は、心を暖かにしてくれます。 この写真は駅前交番の前なのですが、交番の赤い灯りと木々の灯りがひとつの景色となり、とても素敵です。
私が仙台の自宅にいるときは、毎日のように散歩をしているのですが、散歩コースである田んぼには、たくさんの白鳥がやってきます。のんびりと、「落穂ひろい」をしているようです。いわゆるみにくいアヒルの子、灰色をした子供の白鳥も多数見られます。たくさん食べて体力をつけ、北帰行に備えるのでしょう。
白鳥たちのいた田んぼあたりから蔵王方向を眺めた景色です。このブログでもたびたびご紹介してますので、もうお馴染みですね。雪が積もると、屏風岳がくっきり見えるようになります。夏の季節ではあまり屏風には見えないのですが、積雪により縦の陰影がはっきりしてくると、屏風が出現するのです。私は毎年、その出現をとても楽しみにしています。この写真では積雪が少し足りないようで、 まだはっきりとした屏風には見えないようです。
さて、コロナに明け暮れたこの1年、来年はその終結とともに以前よりもっといい年になりますようにとの願いを込めて、仙台の福の神にご登場いただきましょう。「仙臺四郎」、福の神の名前です。最近ではご存知の方も増えてきていると思いますが、彼は実在の人物です。江戸末期から明治にかけて彼が仙台の商店を巡った際に、その店が繁盛したということから、福の神ともてはやされるよう になりました。子供好きで、いつも笑っていたそうです。 仙台市の商店街の中にある「三瀧山不動院」が四郎を祀っており、商店街が年末年始の飾り付けをするとき、数年前からその不動院そばに、仙臺四郎サンタが登場するようになったものです。
大つごもりを数日後に控えた今、改めましてみなさまに、今年もこのブログをお読みいただきましたことに対し、厚く御礼申し上げます。 来年は穏やかないい年になりますようにと、いつもより強く願わずにはいられません。 どうぞみなさま、健康には十二分に留意され、良いお年をお迎えください。 ※写真は令和2年12月撮影 ※三瀧山不動院(クリスロード商店街)分譲地より約41キロ ※大河原駅前広場 分譲地より約18キロ
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