皆さまこんにちは。佐田岬リゾートの『F』です。
6月13日(金)の深夜から15日(日)にかけて、
友人の10人乗りのキャンピングカーで
大分県・九重連山の山々に登ってきました。
八幡浜港を最終のフェリーに乗り、別府港から高速道路を経由して
吉部登山口に明け方到着。登山の準備をして直ぐに出発です。
途中火山灰質特有の黒い泥の急な山道を喘ぎながら、
登りきると平冶岳(ひいじだけ)に到着。
山頂に立つとミヤマキリシマの大群落の花々に忽然と視界を覆い尽くされ、
まるで天上の楽園のような見事な景観に圧倒されました。
平冶岳から大船山(たいせんざん)に向かう途中にも大群落があり、
高山のさわやかな風とともに九州の山々の素晴らしさに酔いしれる想いでした。
また、大船山の山頂直下にある火口湖は秋の紅葉が大変素晴らしいので、
是非見に来た方がよいと他の登山者から勧められました。
下山途中では山々に囲まれた標高1,200mの坊ガツル湿原が遥か下に見え、
その平原の穏やかな佇まいが何とも言えない程の魅力です。
その日の晩は山麓のバンガローに泊まり酒を飲みながら大盛り上がり。
翌日は登山客でにぎわう牧ノ戸峠登山口から久住山と
九州本土の最高峰である中岳(1,791m)へ。
こちらのコースはミヤマキリシマなどの花々こそ少ないですが、
噴煙を上げる、まるで月面のような不毛な山と
周辺の緑一面の山々との対比が面白かったです。
昨日まで登っていた山々も坊ガツル湿原の向こう側に見渡せ、
四国の山々とは異なる火山が作った山々の魅力を堪能でき楽しい山行となりました。
[行程]・1日目