共働きで平日は忙しい日々を過ごすIさまご夫妻は、食事時間がコミュニケーションの中心。二人が自然体で過ごせるという家は、大きな吹き抜けから優しい光が降り注ぐダイニングキッチンを中心に、豊かな時間が日常にあふれています。グレーを基調とした空間は、観葉植物のグリーンが映えるキャンバスのよう。「季節や時間によって表情が変わる家です。光の移ろいがきれいで、ついカメラを向けたくなります」と家に愛着を感じられています。
食事時間を豊かに過ごせるダイニングキッチン
生活スタイルに合わせてソファセットは置かず、オープンキッチンと連続するダイニングが1階の中心。モルタル柄と木の素材合わせが美しいキッチンはインテリアの主役です。「作業スペースが広いセパレートキッチンなので、休日は二人で料理を楽しめます」とお気に入りです。
北側の優しい自然光があふれる吹き抜け
吹き抜け上下の開口から優しい光が降り注ぐ、北向きのダイニングキッチン。2階の渡り廊下からは観葉植物が生き生きとのぞいています。「北側でも明るく感じられるように提案してもらいました。グレーのクロスは光がやわらかく見えるので気に入っています」とIさま。
間接照明を仕込んだパントリー
キッチン奥には冷蔵庫が隠れ入るパントリー。奥に続く玄関との間仕切りを兼ねています。パントリー壁上部に仕込んだ間接照明は、天井面を広く照らし明るさを確保。収納、照明、間仕切りの3役を担っています。
ごろ寝が気持ちいいタタミスペース
キッチンの向かいに位置する一段上がったタタミスペースは、日常の合間に休める憩いの場所。「夏場は地窓からの涼しい風が気持ちよくて、ゴロゴロしています」とIさま。ストレッチの場所としても活躍しているそうです。
季節ごとに楽しめる北向きの縁側
ダイニングキッチンから続く北向きの縁側は、夏は青空を見上げながら涼しい風を感じ、秋はモミジの色づきを眺められる、季節ごとに快適な場所。「コンロを外に置いて、縁側に腰掛けて食事をすることもあります。食事の楽しみ方が増えました」とIさま。
家族とつながる2階のプラスワンスペース
吹き抜けを通して1階の家族の気配も感じられる、勾配天井が魅力的な役立つ場所。お二人のファミリーライブラリー等、必要に応じて可変できるプラスワンなスペースとなりそうです。
吹き抜けまわりの渡り廊下
2階渡り廊下は観葉植物の特等席。「朝、明るい渡り廊下で植物の成長を感じたり、水やりをしたりする時間が好きです。夕方になると、西日が植物の影を吹き抜けの壁に映し出して魅力的なんです」と、時間ごとの楽しみを語ってくださるIさまです。
青緑の壁が印象的な寝室
深い青緑の壁が就寝前の気持ちを落ち着かせてくれる寝室。緑や青などの寒色は感情を鎮静する心理的効果があり、寝室に最適です。
時短の工夫がつまった動線
帰宅後はすぐに入浴する習慣のIさま。洗面、脱衣、入浴、洗濯が一直線上に並んだ動線は、日常の時短に役立っているそう。スイッチ類はニッチの中にすっきりまとめられています。
天井をつなげてゆるく間仕切り
玄関とダイニングキッチンの間には、壁やドアを設けずパントリーでゆるく間仕切り。壁上部を空けて天井がつながっているので、奥行きと一体感を感じられます。玄関を入って左側は土間続きのシューズクローク。そのまま洗面に続くので、帰宅後の動線がスムーズです。
シンプルな家型の外観
ホワイトのシンプルな形状の外観には、大小正方形の窓がバランスよく配置されています。アシンメトリーな切妻屋根が内外共に変化をもたらしアクセントになっています。
はじめの提案で描いてもらった吹き抜けと渡り廊下のスケッチで、イメージが膨らみ心を掴まれました。SNSで調べて取り入れたいことや、たくさんの要望がありましたが、私たちの生活スタイルをよく理解した上で、素敵な家にまとめてもらい満足しています。お気に入りのキッチンや、観葉植物に囲まれて食事をする時間が幸せです。入居1日目から長く住んでいたかのように自然体で過ごすことができ、自分たちにピッタリな家だと実感しています。
限られたスペースが豊かなものになるよう、Iさまと生活スタイルやご要望を突き詰めて検討しました。お二人が心地よく過ごせて生活に馴染む家が、ダイニングキッチン中心の思い切ったプランで実現できたと思います。明るく開放的に演出する提案をした北側のダイニングキッチンは、当初から気に入ってくださっていた場所。渡り廊下も観葉植物の置き場として活用してくださっており、豊かな感性をお持ちのIさまらしい家になっています。
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