親世帯の家を建て替えて、隣居スタイルの二世帯住宅を実現されたHさまとIさま。親世帯のHさまは、高い天井にゴージャスな照明が映えるこだわりのインテリア空間に。そして子世帯のIさまは、LDKから愛車が眺められるガレージハウスに。2棟をつなぐ広いウッドデッキを二世帯共有の憩いの場にして、ご家族みんなでバーベキューをするなど、お互いの独立性を保ちつつ温かい交流を楽しまれています。
親世帯LDKは高い天井がゆとり生む優美なインテリア空間
2m72cmの天井高が伸びやかな親世帯の2階LDK。テレビボードの背面の壁にはグレータイル調の調湿壁材を張り、グレード感あるインテリアのアクセントに。階段やキッチン上の化粧天井に組み込んだ間接照明が優美な光でくつろぎの空間を彩ります。
大開口サッシから光が差し込むリビング
煌めくシャンデリアが印象的
大開口のコーナーサッシから光が明るく差し込むリビング。「朝から陽光に包まれて気持ちがいい毎日です」とHさま。階段上の吹き抜けを飾るゴージャスなシャンデリア照明が美しい煌めきを放ち、くつろぎスペースを華やかに彩ります。
玄関ホールから続く和室は白梅のデザインクロスでシンプルな中に遊び心を
濃い色のタイル土間が落ち着きを生む親世帯の玄関ホール。正面の和室は琉球畳を白いフローリングで板の間風に囲み、白梅を描いたデザインクロスで個性豊かに演出しました。透け感のあるプリーツスクリーンが調和しています。
2棟を結ぶ広いデッキは親・子・孫が楽しく交流する憩いの共有スペース
親世帯の棟と子世帯の棟をつなぐワイドなデッキは両家の交流スペース。お孫さん達の安全な遊び場にもなっています。「ここで娘家族とバーベキューをするのが楽しくて」と目を細めるHさま。両世帯共用の外部収納も設けて、アウトドア用品をすっきりと収めています。
スマートビューカウンターのキッチンが映える子世帯LDK
アイアン階段がアクセントに
木目が美しいスマートビューカウンターのキッチンが床や建具と調和する子世帯のLDK。白いアイアン手すりのリビング階段がインテリアのアクセントに。テレビボードの下にも地窓を設けて、ビルトインガレージが見えるようにしています。
階段下の大きな窓からガレージの愛車を眺めて楽しむ暮らし
リビング階段の下に設けた書斎コーナーは、Iさまのお気に入りの場所。「夜、家族が眠った後にリビングの照明を消し、ガレージのスポットライトに照らされた愛車を眺めています」とIさま。ガレージは光沢のある黒の塗り床でショールームのような雰囲気に。
外観
営業担当の鬼塚さんに相談すると、スピーディーにプランをつくり、「まちなかジーヴォ」や『xevoΣ(ジーヴォシグマ)』の実邸にも案内してくださいました。実際のお住まいで天井の高さによる開放感の違いを実感し、ぜひ我が家も『xevoΣ』で建てたいと思いました。また、娘家族と隣居するなら両家ともダイワハウスに依頼して、2棟でひとつの作品になるような建物にしたいと考えました(Hさま)。
私は納得しないと先に進まないタイプですが、スタッフのみなさんから常に十分な説明といろんなアドバイスをしてもらえたので、家づくりがスムーズに進みました。インテリアにこだわりたい私の意向をよく汲んで、アイデアを素敵な形にしてもらえたのもうれしかったですね。二世帯それぞれの要望を上手にまとめて、どちらの家族も満足のいく提案をしてくださったおかげで、娘家族と快適な隣居の生活が実現できました。(Hさま)。
隣居スタイルの良さを生かした2棟一体の素敵な二世帯住宅を創り上げたいという思いで、ご家族と密な打ち合わせを重ねて細部まで妥協することなくプランを練り上げました。Hさまご夫妻とIさまご家族の幸せそうなお顔を拝見し、それぞれの暮らしの独立性を守りつつ、広いウッドデッキを共有スペースに家族が楽しく交流できる住まい方は、二世帯住宅の新たな理想の形だと感じました。
2棟建てのメリットをひとつの敷地の中で生かしたいと考え、2棟を広いデッキで結んで、互いのお住まいから自由に行き来できる共有スペースにしました。デッキは親世帯のガレージとつなげることで、より広く使えるようにしています。子世帯のIさま邸はビルトインガレージの愛車がリビングから眺められるプランをご提案。また、親世帯のHさま邸は1階にピロティガレージ、2階にLDKを設け、Hさまのセンスとアイデアが息づくこだわりのデザイン空間を創り上げました。
親世帯のHさまはインテリアにこだわりをお持ちで、いろんなアイデアをくださり、私の方が勉強させてもらった思いです。また、大胆なアイテムも受け入れてくださるセンスの良さをお持ちでしたので、毎回のお打ち合わせも楽しく、「個性のあるスタイリッシュなコーディネートを提案してみたい」という気持ちになれました。らせん状にねじられたアクリル板が印象的な階段上のシャンデリア照明もそのひとつで、リビングから見たときのインテリアのポイントにもなっています。
ご両親のHさまご夫妻は鹿児島にお住まいでしたので、工事の進捗状況を写真に撮り、週に1~2回メールでお送りしてご説明しました。また、2棟を建築するために、車の通行止めなどでご迷惑をおかけする近隣には早めに告知し、きちんとご挨拶をしました。Iさま邸のビルトインガレージの特殊な塗り床は初めて手がけましたが、下地のコンクリートから気を配り、丁寧な施工で美しく仕上げました。お施主さまにも喜んでいただけてうれしく思っています。
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