- これまでの住まいは、30年経過すると、資産価値はほとんどゼロ、取り壊すために費用が必要になるというのが一般的な住宅のあり方でした。
それは、高度成長期を通じて増加する日本の人口に合わせ、安定的に住宅を供給する日本においては、「新しい家を安定的に供給すること」に重きが置かれていたことに端を発します。
- しかし、今や住宅の供給戸数も潤沢にあり、また少子高齢化の時代に突入します。「住宅が余る」という時代がやってくるというのも現実性を帯び始めています。繰り返しつくって壊すのは環境にとってもマイナスです。
そこで、これからの良い家とは、例えばヨーロッパの住宅のように、一度建てた家を適切にメンテナンスを行い、何世代にもわたって使い続けることのできる「超長期住宅」にキーワードがあるのです。
「いいものをつくってきちんと手入れして長く大切に使う」というストック社会のあり方について、具体の内容をモデルの形で広く国民に提示し、技術の進展に資するとともに普及啓発を図ることを目的としています。
この観点から、先導的な材料、技術、システムが導入されるものであって、住宅の長寿命化に向けた普及啓発に寄与するモデル事業の提案を、国が公募によって募り、優れた提案に対して、予算の範囲内において、事業の実施に要する費用の一部を補助するものです。
(国土交通省 『超長期住宅先導的モデル事業の提案の募集の開始について』より抜粋)
603件の応募に対して、40件の審査通過という狭き門の中、ダイワハウスは超長期住宅の啓蒙普及に先導的な役割を果たすことのできるモデル事業として審査を通過しました。
長寿命の家をご提案する上でダイワハウスが大切にしたいのは、親から子へ、子から孫へ「住まい手であるご家族が、いつまでも愛着を持って住み継いでゆける家」。
長く住まう中で、ご家族のライフスタイルも変わってゆくことでしょう。暮らしの変化に合わせて住宅も変わる「可変性のある住宅」であることは、
環境負荷の少ない堅牢な家であるということと同様に、長寿命の家をご提案する上で大切だと考えます。
世代間で住み継ぐことのできる超長期住宅であるために、ダイワハウスでは基本性能に基準を設け、お客様に住宅をご提供いたします。
また家を長持ちさせるためには適切なメンテナンスも必要です。ダイワハウスでは、建築後の「維持管理のための仕組みづくり」も同時に行うことで、資産価値としての住まいを末永く継承するためのサポートも行います。
- CO2削減/光熱費削減/街並みへの配慮/地域環境への配慮
- 構造の耐久性や耐震性/維持管理のしやすさ/ライフスタイルの変化に合わせた間取りの可変性
- 快適な室内環境/健康的な暮らし/自分らしい暮らし
- 長期保証・定期点検/使い手の皆さまの行動を促す「見える化」システム
ダイワハウスが展開するリアルサイズのオープンハウス「まちなかジーヴォ」。
その多くは、国交省が推進する「超長期住宅先導的モデル事業」に認定されています。
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